VBおじさん の Power Apps:②関数なのかコードなのか、それが問題だ
VB/Access に親しんだ方を「 VBおじさん」と呼びます。私も VBおじさん です。共に生き残りましょう!
こんにちは さまのすけ です。Power Apps 使ってます。
さて、VBおじさん が考え方を改める必要があるのは、 Power Apps は関数で書かなければならない、という点です。
例えばボタンのイベントは OnSelect = XXXX という形で書かなければならないので、関数としてまとまっていなければなりません。
いやいや、それじゃボタンを押してからAとBとCという処理をしたいときどうすればいいの?
という疑問が生じますよね。はい。答えは「;」で繋げましょう。セミコロンです。
そうすると、以下のような スパゲッティ プログラムもかけます。
関数の記載ということになっているのでシンプルに書くことが重要な反面、必要に応じて行を追加してコード(のような関数!)を書いていくことができます。 こうなると VBおじさん は水を得た魚のごとく開発ができますね。
ただ、同じではないです。むしろ VBおじさん には使いにくいと思う部分も出てくるはずです。例えば...
- Select Case がない
- Do While Loopループがない
- Exit Sub/Function がない...
という感じです。プログラム言語ではないので、構文制御自体がないのはある意味設計思想というものでそういうものだ、と理解してそれなりの作り方をする必要があります。
例えば、Do While Loopループがない 、に対しては こんな記事 がありますのでご参考まで。英語記事なので機会があれば日本語で書いてみます。
・・・あれ、考え改まってないような(笑)。
やっぱりVBのように使いたい、というのは魂の奥底にあるので、それはそれで奥底に秘めて生きていきましょう。へのツッパリはいらんですよ。